太る原因
食事量や運動量など生活習慣が原因になる
なぜ太ってしまうのでしょうか。
一般的には、食事から摂取するエネルギー量が、消費するエネルギー量を上回るためです。消費されずに余ったエネルギーは、脂肪として溜まっていきます。
こうなる背景には、次のような生活習慣があります。
食べ過ぎ、運動不足
中年期以降で、運動する習慣が特にない人では、若い頃と同じ量の食事をとっていると、どうしても太りやすくなります。その理由は、基礎代謝の低下にあります。
基礎代謝とは、生命維持のために消費されるエネルギー量のことで、何もせず安静にしている時にもエネルギーを消費されています。
この基礎代謝量は10歳代をピークに、徐々に低下していきます。そのため、中年期以降は食事量を少なくするか、運動量を増やしてより多くのエネルギーを消費しなければ、肥満になってしまいます。
ストレス、心配事が多い
日常生活でストレスや心配事が多いと、交感神経の働きが活発な状態が続きます。すると、食べる量が増え、食べたいものの代謝が滞って、摂取したエネルギーが脂肪として蓄積されていきます。